パチスロ4号機時代、それはまるでパチスロの黄金時代でいわゆるパチスロ１本で生活していたスロプロといわれる専業がたくさんいた時代でもあります。この時代が永遠と続く…と信じて疑わなかったあの時代、その頃にパチスロにハマりまくってしまった人は今何をしているのでしょうか。
スロプロになった二人
高校1年からスロットを覚えて大学卒業まで一緒に毎日のように行動した友人が2人いた。
まあ俺が言うのもなんだけど、みんな普通にアルバイトする以上は余裕で稼げてた。毎日のようにホールにいってたから稼働時間は半端じゃなかったけど、パチスロが大好きだったし全然苦じゃなかったね。
まあ軽く時系列的に高校時代～スロプロ現役～現在までを書いてみます。
高校1年からの友人K君
K君は高校入学からの友達。
ちなみにそこそこの進学校で彼は入学した後の試験で学年で7位くらいの秀才だった。
格ゲーが好きだったこともありゲーセンで良く遊んだのだが、兄貴からスロットを教えてもらっていた俺はゲーセンにあったクランキーコンドルをK君に教えてしまった。
そこからK君がパチスロにハマるのに時間はかからなかった。
目押しセンスも抜群、初めから直視まで出来てしまったのもあっただろう、スロットが俺よりも好きだったかもしれない。
当然学業もおろそかになり、留年(ちなみに9割以上現役で大学行く高校)
予備校に通うものの、次第に行かなくなり行先は当然のように毎日パチンコ屋のスロット三昧。
この年も受かるわけもなく、翌年も予備校通い。まあそれでも一度狂った歯車は簡単には戻らず翌年も予備校に、親には予備校に入ってるふりしてスロット三昧。
時代は爆裂AT機の全盛期、まあハマるのは無理もないかといったところ。
結局、大学進学をあきらめこれからスロプロの道へ。
この時20歳。
K君は凄かったんだぜ。彼の目押しの精度・速さはトップクラス。ぶん回すのも得意で一日打たせたら島で一番回してることが多かった。獣王の設定6のノリは必ず彼が打ってたよ。だからこそ道を外れてしまったのかもしれんなあ。一撃帝王の＋2Gの目押し速度は圧巻やったわ。
K君の友達のS君
K君の地元の友達にS君ってのがいた。
このS君はK君と同じ中学でS君よりも秀才。
S君が教えたのだろうか、K君も高校時代からパチスロにどっぷりハマってしまう。
このK君は結局、３流大学に入学、当然のスロット三昧。
少し遠かったせいか学校にもいかなくなり、大学2年の時に退学を決心したようだ。
ここでK君もスロプロの道へ。
この時20歳。
彼はガチもんのデジタル男。
オカルトなんてもんは一切信じない、信じるものはデータのみってタイプだったよ。キンパルがめちゃくちゃ好きでよく一緒に稼働した。猛獣王の設定6で3万枚、猛獣王の天井エナで万枚複数回と引きも半端ない人だったな～
俺を含めた3人でスロ三昧
俺は私大文系大学生、まあ正直学校なんてほとんど行かなかった。サークルと飲み会ぐらい。
それでも余裕で卒業出来た良い時代。
なので時間は無限にある、上記二人はスロプロなので同様。
この3人でスロットを打ちまくる。
この頃はネットやSNSですぐに優良店が見つかる時代でも無かったので自分達の足で優良店をチェック、朝から晩までフル稼働。
ノリ打ちは獣王の6が必ず入るときぐらいかなあ、じゃなくてもみんな余裕でリーマンの月収以上は稼げてた。おまけに実家暮らしだからね。
今考えると恐ろしいけど、この生活が約4年間続いたのか。
永遠に続くと思われた生活もAT機の終焉、そして大学生活の終わりとともにバラバラの道へ。
この時代が無限に続くと信じてたパチスロ黄金期、どの店も活気であふれてた時代だよね。
楽しかったなあ、いや楽しすぎたよ。スロプロも雑誌で特集されるぐらい珍しいもんでもなかったし。
まさか数年後にパチ屋が減りまくって、200枚しか出ないBIGが主体になるなんて誰も思ってないよなあ。
大学卒業と同時に就職した俺、二人はスロプロ継続
俺はなんとか4年で卒業(4年時の残単位50、この頃は教授に留年出来る金ないから卒業させてほしいとお願いに回ったら余裕でしたw)
就職活動も適当にITが流行ってたので就職へ。
結構自由な家庭で育ったのでそのままスロプになっても良かったんだけど、やっぱりAT機が無くなったのが寂しかった。時代は北斗・吉宗全盛期でまだまだ食えた時代ではあるけどね。将来に対する不安なんて全くなかったよ、あったらもっと真面目に就活してる。
K君とS君は地元の友人という事もあり、二人とも仲良くスロプロ続行。
就職してから地元から離れてしまったので時間とともに当然のごとく疎遠になったが、20代の頃は年末年始だけは実家に帰ったので飲むたびに話は聞いてた。5号機になっても店を間違いなければ全然勝てているとは聞いてたね。
やっぱり5号機でもしっかり立ち回れば勝てるもんなんだな～まあでも4号機爆裂AT機の機械割を見ちゃうと全く打つ気がしないんだよなあ。6ツモったあ、2万枚目指すぞ。みたいなのがやっぱないとね…。
今現在のスロプロだった二人の現在
月日は流れてみんなアラフォー。あっという間だったな～という印象。
去年、地元に帰って8年ぶり？に飲む機会があったので純粋に今現在の立ち位置はどんな感じなのか純粋に凄く楽しみだった。
まあ何度飲んでも4号機時代の思い出話でほんと盛り上がる。盛り上がるからこの4号機時代の思い出ブログを書いてみたんだけどね。
あだ名つけてた常連の話やGODで25万負けた話とか、やっぱ負けた時の方が覚えてるもんだななんて。
プロだった常連の一人はまだ現役でよく話すらしいし、俺の事聞いてくるらしい(笑)、彼以外のプロっぽい人は全員消えたと。
まあさすがに20年以上たったら色々変わるよね…。変わらないものなんて世の中に一つもないし。。
S君とK君の現在は、、ちなみに見下しているわけじゃないからね、俺も足した人生歩んでないし。
S君の現在
もともと一人っ子だったのもあり、実家暮らし。未婚。
5号機初期までは普通にスロットで喰ってたらしい、まあ実家暮らしだし半分ニートみたいなもんだろうけど。
今現在は、派遣を経由して工場アルバイト。
なんだかんだで5年近く続いてるらしい。
スロットは今でもたまに打つらしいけどね。
----追記----
先日実家帰って飲んだらまさかのアルバイトから社員になってましたわ。3交代制でかなりきついらしいけど。
おまけに指定日イベント？だけは毎回参加してるみたいだ。会社も16時に終わるらしくそこからエナ専で張り付きまくってたら出禁くらった店の話とか面白かったわ。
勉強は出来たけど、組織にうまく馴染んで仕事は出来ない典型的なタイプだと思うわ。
本音は、スロット教えた俺が人生狂わせたと言っても過言じゃないからなあ、どう思われてるか気になるとこもある。
まあ反骨心あるようなやつじゃないから、教えてなくても似たような生活してそうだけどね…
ちなみに、4号機時代がまた来たら普通に打つってさ！
K君の現在
こちらも一人っ子、で実家暮らし。未婚。
なんと今現在もスロプロでほぼ毎日稼働してるらしい。今までしこたま貯めたお金もあるとのこと。浪費タイプでもないのでたぶん本当かな？)
ほぼ毎日稼働して月30万行かないぐらいらしい。
それでも人とかかわるのが面倒くさいタイプだったので十分満足してるとのこと。
この時代にピンで月30近く稼いでるって相当凄いよな…。にしても毎日稼働って。その体力とモチベの方が驚くよ。
まだまだパチスロを楽しめているらしいよ、全然楽しいって。まあ天職でもあり、一つの才能なんだろうな。
アラフィフになったらもう一度聞いてみたいぜ。